国道に係わるあまりにもマニアックなクイズ(その2)

2015年07月25日 23:14

昨年5/08に「国道に係わるあまりにもマニアックなクイズ」ということで悪質なクイズをUpしたところですが、その続きを作ってみました。今回も国道選定にあたっての考え方に着目して設問してみましたが、前回よりも時代が下ったために内容としては細かい話になってしまい、あまりおもしろみもないかもしれません…。

前回同様ストレスがたまること必至ですのでごめんなさい。


※注 意:
(1)五択問題ですが、正答は五択のうち一つのみです。
(2)採点する場合は、一問につき正答を4点、誤答をマイナス1点、無回答を零点として計算してください。(当てずっぽうだと、期待値はプラスとなりません)
(3)用語の定義は以下の通りです。
●道路法(S27施行時)…道路法(昭和27年6月10日法律第180号)について、昭和39年7月9日法律第163号「道路法の一部を改正する法律」で改正される前までのもの(一級国道・二級国道の区分が存在した時のもの)を指す。
●道路法(S39改正時)…同じく道路法(昭和27年6月10日法律第180号)について、昭和39年7月9日法律第163号「道路法の一部を改正する法律」で改正された後のもの(一級国道・二級国道の区分が廃止され、一般国道に統合されたもの)を指す。
●一級国道…道路法(S27施行時)第五条によるものをいう。
●二級国道…道路法(S27施行時)第六条によるものをいう。
●一般国道…道路法(S39改正時)第五条によるものをいう。
●特に重要な都市…道路法(S27施行時)第五条に基づくものをいう。
●重要都市…道路法(S27施行時)第六条第一項第一号に基づくものをいう。ただし、二級国道廃止後については、道路法(S39改正時)第五条第一項第一号に基づくものをいう。
(4)累乗(X乗)や平方根については、Excel関数の記載方法で代用しております。

bl-p725a.jpg
↑S37/4の国道昇格説明資料の表紙



A 一級国道の三次指定(昭和37年5月1日政令第184号による一級国道の追加路線指定のこと)に係わる以下の質問にお答え下さい。
【問1】主として国道45号及び国道56号を追加路線指定するにあたり、「特に重要な都市」の要件として追加された条件は次のうちどれか?
ア 一級国道が1時間帯域から外れる地域であって、かつ当該地域に5以上の市を含む場合は、その地域の中心都市を「特に重要都市」とする。
イ 延長100km未満であっても隣合う都府県の都府県庁所在地を相互に直結するもので、その合理的に定められる区間の間にある中心都市を「特に重要な都市」とする。
ウ 80km区間内の沿線に10万人以上の都市が3以下の場合にあって、都市指数が200以上(ただし複数ある場合は都市指数が最大)の市を「特に重要な都市」とする。
エ 100km区間内の沿線に10万人以上の都市が3以下の場合にあって、都市指数が250以上(ただし複数ある場合は都市指数が最大)の市を「特に重要な都市」とする。
オ 既往の一級国道の路線から海岸まで80km以上離れる地点が80km以上存在し、当該区間において市が3以上存在する場合、その市のうち都市指数が最大である市を「特に重要な都市」とする。

【問2】上記「問1」のとおり追加された要件に基づき、「特に重要な都市」となった国道45号沿線の都市は次のうちどれか?
ア 気仙沼市
イ 陸前高田市
ウ 大船渡市
エ 釜石市
オ 宮古市

【問3】上記「問1」のとおり追加された要件に基づき、新たに「特に重要な都市」となった国道56号沿線の都市は次のうちどれか?
ア 大洲市
イ 八幡浜市
ウ 宇和島市
エ 宿毛市
オ 中村市

【問4】「特に重要な都市」の当初要件において、船舶による物資の移動を全く考慮していなかったことから、新規に追加された要件は次のうちどれか?
ア 都市指数が200以上であること
イ 重要港湾に指定されていること
ウ 特定重要港湾(当時)に指定されていること
エ 年間貨物取扱量が1,000t以上であること。
オ 年間貨物取扱量が10,000t以上であること。

【問5】上記「問4」のとおり追加された要件に基づき、新たに「特に重要な都市」に選定された都市は次のうちどれか?
ア 舞鶴市
イ 直江津市(現 上越市)
ウ 宇和島市
エ 木更津市
オ 根室市


B 昭和44年の一般国道の追加路線指定(昭和44年12月4日政令第280号による一般国道の追加路線指定のこと)に係わる以下の質問にお答え下さい。
【問6】重要な飛行場の定義にあたって用いられた指標にあてはまらないものは次のうちどれか?
ア 航空旅客数
イ 航空旅客機離着陸便数
ウ 旅客送迎者数
エ 航空貨物取扱数量
オ 航空貨物郵便取扱数量

【問7】重要な飛行場の定義にあたって用いられた指標は次のうちどれか?なお、旅客関係の指数を(A)、貨物関係の指数を(B)とする。
ア SQR(A×B)
イ SQR(A+B)
ウ (A+B)^2×K ※ただし輸送転換係数をKとする。
エ (A+B)^2×(1+T) ※ただしその空港における国際便の占有率をTとする。
オ 0.7A+0.3B


C 昭和49年の一般国道の追加路線指定(昭和49年11月12日政令第364号による一般国道の追加路線指定のこと)に係わる以下の質問にお答え下さい。
【問8】離島振興法の適用を受ける離島の国道を採択するにあたって定められた条件のうち適切でないものは次のうちどれか?
ア 市が存在している離島であること
イ 4町以上ある離島であること
ウ 人口4万人以上で地方生活圏域が設定されている離島であること
エ 本土と橋梁で一体となっており、幹線道路網構成上必要なものであること
オ 国(日本道路公団等を含む)、都府県または民間事業者によって本土と離島を結ぶフェリー航路が開設され、その旅客者数が年2万人以上であること。

【問9】離島における国道基準延長Lの求め方は次のうちどれが正しいか?ただしAを離島面積、Fを離島係数、Kを国土係数、Pを離島内人口とする。
ア F×K×SQR(PA)
イ K×SQR(PA+F)
ウ K×SQR(PA÷F)
エ K×P/A+F×P/A
オ K×(PF+KP)/A


D 昭和56年の一般国道の追加路線指定(昭和56年4月30日政令第153号による一般国道の追加路線指定のこと)に係わる以下の質問にお答え下さい。
【問10】追加路線指定にあたっての採択基準として適切でないものは次のうちどれか?
ア 延長が60km以上の路線であって、網値29000以上又は仕事量2600以上であり、かつ路線値220以上であること。
イ 延長が60km未満の路線の場合は、網値が10000以上かつ路線値が100以上であること。
ウ 網値、仕事量又は路線値のいずれか一つが著しく大きいものであること
エ 網値が29000以上、仕事量2600以上又は路線値が220以上の路線であり、かつ大都市周辺における幹線道路網構成上の事由から必要なものであること。
オ 将来の交通需要の著しい増大が予想される等、特別な事由があること。


おぼろげながらも国道の制度設計というものの輪郭がだんだんと見えてきたかな…と言う感じです。
解答はまた次月に掲載したいと思います。





スポンサーサイト


最新記事