北海道の国道の峠(2)

2018年02月15日 06:02

□国道36号

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↑千歳市と苫小牧市の境界付近(峠ではないですが)

 札幌市と室蘭市を結ぶ路線で、札幌市から苫小牧市までの北海道を横断する区間、苫小牧市から室蘭市まで太平洋沿いに進む区間に分かれます。後半の太平洋沿いの区間は峠も無し。前半の横断区間は千歳市の南千歳駅付近が大分水嶺なのですが、あまりにも緩やかなので、特段峠という感じがしません。命名された峠もありません。


[国道37号]

 長万部町から室蘭市までを結ぶ国道です。全線がほぼ噴火湾沿いなのですが、険しいところを経由する関係上、海沿いながらも名称のある「峠」が存在します。

□静狩峠([渡]長万部町-[後]黒松内町)

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 長万部町と黒松内町の境界に位置する峠。現在は静狩トンネルで通過しまして、黒松内町側で標高238mとなっています。今でこそ噴火湾沿いには国道37号や道央自動車道、JR室蘭本線などが通過していますが、静狩峠と次の礼文華峠は海にほど近いところでありながらかなりの難所として昔から名をはせていました。当初の「札幌本道」も森町から室蘭までは陸路を使わずに海路で横断することとなっていましたし…。


□礼文華峠([渡]長万部町-[胆]豊浦町)

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 国道37号は長万部町から黒松内町に入り、その後再度長万部町に入ったかと思いきやすぐに豊浦町に入るのですが、その長万部町と豊浦町の境界にある峠です。静狩峠からほど近いところにあり、実際は礼文華トンネルで通過します。礼文華トンネルの長万部町側で標高239m。アイヌ語「レブンケップ」を雅に漢字で当てています。



[国道38号]

 滝川市と釧路市までを結ぶ国道。帯広市から先は特段大きな峠はなく、命名された峠も富良野盆地と十勝地域との境界だけとなっています。

□樹海峠([上]富良野市-[上]南富良野町)

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 標高476m。富良野市と南富良野町の境界にあり、三ノ山(標高587m)の北東をまくような感じの位置です。実際に走ると、峠よりも急カーブであることに意識が行ってしまうと思いますが…。


□狩勝峠([上]南富良野町-[十]新得町)

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 標高644m。上川地域と十勝地域の境界にある峠。国道38号のクライマックスとも言えます。現在の国道ルートは1967年に道路改良が完了したルートが元となっています。

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2017/11 今月の画像(引佐細江と浜名湖橋)

2017年11月01日 21:19

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「引佐細江」と言うとあまりなじみがないかもしれませんが、静岡県にある浜名湖のうち北東側部分を言います。
中央に見えるのは東名高速道路の浜名湖橋でありまして、橋の右側は浜名湖SAが位置しています。
こういうアングルで浜名湖を見るのは結構珍しいような気が…。


[KAWASAKI-HMZ263]

日勝峠28日開通

2017年10月25日 21:22

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↑本日付の北海道新聞朝刊より

昨年の台風被災以来通行止が続いていた国道274号日勝峠区間について、北海道開発局は10/28(土)午後1時をもって通行止を解除する旨発表したとのこと。既に道内では初雪を観測済みの地点が多い時期になっていますが、これ以上遅延すると積雪期に入って施工が難しくなるケースも出てきたはずですので、無事に冬季前に復旧したことには敬意を表したいと思います。

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↑北海道開発局のプレスリリースより



更に、北海道開発局のホームページのプレスリリース文を見たところ「全線対面通行」とのことでした。
一部でも片側交互通行区間が発生するかと思いきや全線対面通行で復旧したようです。
また当サイトでも「国道二点間比較」のような感じで、復旧前後で変化のあるところがあれば取り上げてみたいな~と思っております。

国道が通らない自治体(北海道編)

2017年08月21日 22:30

国道網は全国津々浦々に巡っていますが、それでも国道が1本も通過していない市町村というものもあります。ここでは北海道において域内に1本も国道が無い市町村を挙げてみたいと思います。
結構広いので振興局別に行きます。

1 石 狩
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微妙なところですが、新篠津村は国道が無いんですね。村域の北西部を国道275号がかすめているように見えますが、実際に国道が通っているのは川を隔てた当別町の方であり、新篠津村自体には国道は走っていないです。

2 渡 島
 全市町村に国道が走っています。


3 檜 山
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檜山地域は全市町村に国道が走っているかと思いきや、忘れてはいけない奥尻島(奥尻町)。この奥尻島だけは国道が走っておらず、道道のみとなっています。

4 後 志
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国道5号・37号・229号・230号・276号・393号と何気に国道網が張り巡らされている後志ですが、中央部の真狩村だけは国道が走っていません。真狩村はr66とr97が交差する地点ではあるのですが…。

5 空 知
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歌志内市と上砂川町の2自治体は国道が走っていません。当方も恥をしのんで申し上げますと、「日本一人口の少ない市」である歌志内市の存在ははそれなりに知っておりましたが、北海道民になってから結構時間がたっているというのに、少し前まで「上砂川町なんて町があったのか!」と言う感じでありました。(上砂川町の方、申し訳ありません…。)

6 上 川
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旭川市の南に位置する東川町と東神楽町は国道網から外れています。また、旭川市の北にある鷹栖町も国道が走っていません。道央自動車道は通っているんですが…。

7 留 萌
国道232号が管内を縦貫しており、全ての市町村を国道が通過しています。ちなみに、離島の焼尻島・天売島には国道はないですが、羽幌町の一部となっているので「国道が通っていない市町村」には該当しません。


8 宗 谷
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全ての市町村に国道が走っていると思いきや、こちらも離島の礼文島と利尻島には国道は無いです。礼文島は礼文町の1町のみ、利尻島は利尻町と利尻富士町の2町から構成されますので、これらの計3町には国道が通っていないことになります。
ちなみに礼文町のカントリーサインはフェリー乗り場のところに、利尻町と利尻富士町の場合は島内の町境界のほか、なぜか駐車帯等にも割と設置されています。
 
9 オホーツク
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北見市の南にある訓子府町は国道が無いです。旧国鉄池北線(旧ふるさと銀河線)は訓子府町も経由していたのですが、国道は町域の外ばかりを走っています。

10 胆 振
 全ての市町村に国道があります。

11 日 高
日高も全ての市町村に国道があります。

12 十 勝
全ての市町村に国道があります。

13 釧 路
全ての市町村に国道があります。

14 根 室
全ての市町村に国道がありますが、北方領土は別となります。

こうして見てみると、市町村合併の影響なのか思ったよりも少なかったな…という印象です。何気に都市から離れた地域よりも、都市に隣接する地域(特に旭川市)の方が国道無しとなる確率が多い感じでしょうか。
今となっては「国道が通らない自治体」という方が珍しくなっているのかもしれません。





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